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【甲子園】横浜・村田浩明監督「本当に楽しみしかない。末吉君と織田という…」 沖縄尚学戦のある「10日午後の部」はチケット完売

甲子園練習で投球練習する横浜・織田翔希。左奥は村田浩明監督=甲子園球場(渡辺大樹撮影)

第108回全国高校野球選手権大会は5日、開幕する。出場校による甲子園練習第4日が3日、甲子園球場で行われ、9校が20分間の練習でグラウンドの感覚を確かめた。神奈川県勢初の4季連続甲子園出場を果たした昨春優勝の横浜は、10日の初戦で前回覇者の沖縄尚学と激突。すでにチケット販売サイトでは「10日午後の部」が完売するなど大注目の一戦を前に、プロ注目の最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)が闘志を燃やした。

昨年度の春夏王者が初戦で激突する大一番を控え、横浜がグラウンド状況などを最終チェック。マウンドから約10球を投げた今秋のドラフト1位候補の織田は武者震いした。

「いつ来ても、何回来ても初心に戻れる。原点であり、すごく思い出の詰まった場所」

1日の抽選会で、初戦の相手は昨夏の覇者、沖縄尚学に決まった。最速150キロ左腕の末吉良丞(3年)を擁し、今夏の沖縄大会は背番号「1」を背負った右腕の新垣有絃(3年)も控えるなど投手陣は強力だ。それでも織田は「どこが来ようと、自分たちがやるべきことは変わらない。自分らしく投げられたら」と静かに闘志を燃やした。

1回戦屈指の好カードになる。村田浩明監督(40)は「もう本当に楽しみしかない。末吉君と織田という、世代を引っ張ってきた投手たちが投げ合うというのは、皆さんが楽しまれることだと思います」としたうえで「(相手は)投手王国のイメージ。ロースコアの接戦で、ミスをした方が(負ける)、という試合になると予想している」と警戒した。

ファンの期待も高まるばかりだ。入場券は前売りの指定席だが、「10日午後の部」は早くもすべての席種で発売終了。当日券は販売されない予定だ。3日夕現在では唯一の全席完売。試合後には高岡商(富山)-高川学園(山口)と天理(奈良)-福山(広島)も行われるが、注目度の高さがうかがえる。

さらに、入場券の完売を受け、リセールを取り扱う一部のチケットサイトでは価格が高騰。主催する日本高野連は公式サイトに「商業利用や営利目的の転売行為は固く禁止します」と明記しているものの、最高で1枚あたり7万6000円で出品されているものが確認された。早くも〝プラチナチケット〟と化している。

日米のスカウトが動向に注目する中、この試合は持ち味のストレートが強豪校相手にどこまで通用するかの試金石にもなる。神奈川大会決勝で痛めた左足についても「もう特に問題もなく、万全の状態です」と完全復活をアピール。横浜・織田の最後の夏が始まる。(本間剛太郎)

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