日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が3日、東京都内で行われ、米大リーグで2023年から実施され、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも採用された投球間隔制限「ピッチクロック」の導入を全会一致で決定した。導入時期については未定だが、早ければ来季からの導入を目指す。
NPB・中村勝彦事務局長は「試合時間の短縮が目的ではなく、国際的な潮流に合わせていくということ。(自動的に1ボールが追加されるなど)罰則を伴うものなので、(時期は)一斉スタートとなる。(サイン伝達機器)ピッチコムとセットという扱いではない」と強調。
準々決勝で敗退した今春のWBC後、日本代表の投手陣の一部からピッチクロックに不慣れだったことを敗因に挙げる声もあり、7月28日の日本プロ野球選手会臨時大会でも来季からの導入をNPBに要望することを決議していた。
米大リーグでは走者がいない場合は15秒以内、いる場合は18秒以内で投球動作に入らなければならないが、NPB投手の走者がいない場合の投球間隔が中央値で12秒とのデータもあり、秒数に関しては今後協議を重ねていく。(東山貴実)