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江川卓氏が掛布雅之の敬遠を語る「この悔しさをどうやって表現すればいいか」 プロ野球レジェン堂出演

7月14日のBSフジ「プロ野球レジェン堂」に出演した巨人OBの江川卓氏(中)。21日も出演する。右は徳光和夫アナウンサー、左はフジテレビ遠藤玲子アナウンサー

プロ野球、巨人OBの江川卓氏(71)=野球評論家=が14日放送のBSフジ「プロ野球レジェン堂」(火曜後10.0)に出演した。4月の出演では、いわゆる空白の一日など、入団前のエピソードが豊富過ぎて、プロ入り前までの話で2週分の収録時間が尽きてしまった。2度目の出演は巨人入団後について、フリーアナウンサー、徳光和夫(85)に語った。

最大のライバル、掛布雅之(阪神)への思いを明かした。プロ入りは掛布が先だが、同級生で巨人と阪神の看板を背負い、しのぎを削った。

1982年9月4日、甲子園での対決だった。巨人が1点リードの4-3で迎えた八回2死二塁で、打席に掛布を迎え、巨人の藤田監督がマウンドに向かった。一塁が空いており、敬遠を指示した。江川は無四球ピッチだった。

「歩かせてくれということだったんですが、僕は『はい』と答えずに黙っていました。とても悔しかった。一番おもしろいところじゃないですか」

巨人のエースと阪神の4番が終盤、雌雄を決する場面。そこで逃げることは美学に反する。でも監督の指示は絶対…。

「この悔しさをどうやって表現すればいいか。相当速いボールを投げないと意味がない」

掛布の顔の前を通るボール球の剛速球を4球続けて投げて、一塁へ歩かせた。

徳光アナが「掛布だったから?」と質問すると「そうですね。他の打者なら多分敬遠はなかったと思います。お互いに記憶しているぐらい、いい場面でした」と振り返っていた。

江川対掛布の対戦成績は、通算185打席、167打数48安打、打率・287、14本塁打、21三振。四球は13で死球はゼロ、故意四球は3つだった。

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