バスケットボール男子のBリーグは14日、今季導入されたサラリーキャップ(選手年俸総額上限制)の2027-28年シーズンからの一部緩和措置を発表した。
Bリーグはさらなる発展を目指し、今秋発足のシーズンから新リーグに移行。1部は「Bプレミア」、2部は「Bワン」に変わり、ドラフトやサラリーキャップ制などが導入された。
Bプレミアのサラリーキャップの対象基準額は8億円だが、2季目からは3000万円までの超過を認める。対象基準額4億円のBワンでは1500万円まで。いずれもペナルティーとして超過分の100%をリーグに支払う。
規定では、対象基準額を超えた場合、下位カテゴリーへの降格など厳罰を受けることになっており、初年度はその通りに実施される。だがクラブの経理担当者などへプレッシャーになっているという意見が多く、故意ではない少額の計算間違いや監査時の判定間違いで厳罰が下されるのを避けるため、一定のバッファを設けることとした。ただ8億3000万円(Bワンでは4億1500万円)を1円でも超えれば厳罰の対象となることに変わりはない。
このほか、新リーグ発足に伴い、賞金の規定金額を増額。優勝チームの賞金は従来の5000万円から1億円に、リーグ戦最優秀選手賞(MVP)は100万円から300万円など、大幅に引き上げられた。
また27-28年シーズンにBワンと3部「Bネクスト」の交流戦を実施し、Bネクストのクラブの競技力や事業力の向上を図ることも決めた。
26-27年シーズンにBワンには25クラブ、Bネクストには4クラブが所属。参加数が少ないBネクストの大会形式が検討されていた。リーグでは2季目に1クラブがBワンへ昇格した場合、Bネクストに残る3クラブは、全60試合の87%がBワンとの交流戦となると試算している。
Bネクストのクラブは交流戦参加の条件として、同シーズンの選手報酬総額を1億円以上として競技力を担保することが求められる。またBワン仮入会条件と同等の売上額2.5億円以上、平均入場者数1500人以上を努力目標として設定する。