(日本生命セ・パ交流戦、オリックス3×-2阪神=延長十回、3回戦、オリックス2勝1敗、14日、京セラ)近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博氏らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(82)はパの本拠地9戦で固定できなかった阪神のDHについて言及した。
2試合を残しているが、パ・リーグの投手に力負けした交流戦だ。森下、佐藤はパの主軸と比較しても全く劣っていない。むしろ12球団トップクラス。ただ大山がパの荒れ球に抑え込まれたのは誤算だった。得点力不足は、ここが大きく響いてしまった。
トータルでみると、やはり近本の不在が一番の痛手だった。1カ月半も近本抜きで戦っており「今さら」ではある。が、パの強い球を投げる投手に対抗するにあたり、不動の1番打者を欠いたことが致命的だった。故障離脱なので、言ってもしかたがない部分もあるが、残念ながら「近本がいたら」と思ってしまう結果になっている。
DHへの考え方も今後の課題だろう。やはりDHは固定すべき。普段はDHのないセだから、ある程度は仕方がない部分もあるが、日本シリーズもあり、来季からはDHで戦うことになる。「適任者」を見つけることが重要だ