(日本生命セ・パ交流戦、阪神-日本ハム、3回戦、28日、甲子園)日本ハム・福島蓮投手(23)が2021年3月22日以来、1893日ぶりに甲子園のマウンドに上がった。
同投手は青森・八戸西高3年時に21世紀枠で甲子園選抜大会に出場。1回戦・具志川(沖縄)戦に先発したが5回5失点。試合も3-8で敗れた。
「5回5失点なんで、何も言えないです。(投手陣で甲子園談義になった際も)僕は別枠なんで『おまえ、出てたの?』って感じでイジられますね」。当時は新型コロナウイルス感染拡大で、1試合の観客数を1万人に制限して開催され、自身の試合では観衆5000人。それだけに、4万人を超える大観衆を前にしての甲子園プロ初登板に、「こんなに人多くなかったんで、何か(同じ球場とは)ほぼ違う感じ」と目を白黒させた。
それでも、チームの阪神3連戦3連勝が懸かる一戦。「初戦に(完封した伊藤)大海さんがいい手本を見せてくれたので参考にしたい。打者を見ながら、インコースも行くところは行く」と話し、「甲子園が似合うも何も5回5失点なんで(苦笑)。でも、それよりはいいピッチングがしたいですね。甲子園にいい思い出はないんで、上書きしたいですね、さすがに」と5年前の〝借り〟を返すべく阪神打線に挑んだ。(東山貴実)