七回に投手交代を告げてベンチに戻る巨人・阿部慎之助監督(撮影・林俊志) (セ・リーグ、阪神3-0巨人=七回裏降雨コールド、8回戦、4勝4敗、3日、甲子園)虎の主砲に飲み込まれた。巨人は七回降雨コールドで完封負け。阪神に2連敗し、GW9連戦を2カード続けて負け越した。阪神の4番佐藤に3試合で12打数8安打、3打点と打ち込まれ、阿部慎之助監督(47)は「よく打たれましたので、次に対戦するときはしっかり対策を練ってやれたら」と唇をかんだ。
佐藤に対し1日は3安打、2日は特大弾を含む4安打を許した。この日も0―0の四回1死一塁で、井上が高めに浮いた変化球を捉えられ、右中間へ決勝の適時三塁打を浴びた。村田バッテリーチーフコーチは「ちょっと丁寧にいきすぎた部分もあった」と指摘した。
阪神のリーグ連覇を阻止し、V奪回を目指す上で佐藤への対策は避けては通れない。六回無死二、三塁のピンチでは、最後は内角への速球で見逃し三振に仕留める意地も見せ、村田コーチは「対策は立てながらやっているけど、こういう形になってしまったので。次はさらに、後手を踏まないようにまたやっていきたい」とリベンジを誓った。(浜浦日向)