(セ・リーグ、阪神-巨人、6回戦、1日、甲子園)巨人が大きな決断を下した。阿部監督は東京から大阪へ移動する際、コンディション不良を抱えるセットアッパーの大勢が「残留になる」と甲子園への遠征には帯同させず、本拠地へ戻る4日のヤクルト戦(東京ドーム)での復帰を目指すことを明かした。〝八回の男〟不在で、敵地甲子園での阪神3連戦を迎えることとなった。
大勢は昨季、守護神マルティネスの加入によりセットアッパーに配置転換され、キャリアハイの62試合に登板。ともに球団記録を更新する46ホールド、54ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
今季は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に2大会連続で出場した。帰国後はコンディションの都合で開幕2軍スタートとなったが、3月31日に1軍登録されると、11試合に登板し1勝0敗、2セーブ、7ホールド、防御率1・74をマーク。しかし、29、30日の広島戦ではいずれも2点リードの八回に登板せず。阿部監督は「コンディション不良」と説明していた。
絶対的クローザーにつなぐ重要な役割。指揮官は代役について、「いる人で継投するしかない。流動的になる」と明かした。チームに訪れたピンチ。ブルペンが一丸となって乗り越える。(浜浦日向)