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阪神・才木浩人、2回6失点にタオルかぶって「そうっすね」を2度…虎将苦言止まらず「ビシッと行かなきゃいけない」「最高のパフォーマンスを見せに行くのが1軍」

試合後、球場を引き揚げる阪神・才木浩人=神宮球場(撮影・松永渉平)

(セ・リーグ、ヤクルト10-5阪神、4回戦、2勝2敗、28日、神宮)守備に足を引っ張られようが、グッと踏ん張るのがエースだ。阪神・藤川球児監督(45)の言葉が厳しくなるのは当然だった。2018年の自己ワーストに並ぶ2回KO、6安打6失点(自責5)で降板した才木浩人投手(27)に苦言を呈した。

「チームを預かる9連戦の頭(に)いったピッチャーですからね。才木がね。ビシッと行かなきゃいけないね。前回も同じようにコンコンコンと打たれてるケースがありましたから。ゲームの中で試してるようなようなところが出たらダメだと思いますね」

前回、21日のDeNA戦(横浜)では5回を投げて7安打を浴び、自己ワーストの自責6(7失点)。打撃陣の援護もあって負けはつかなかったが、エースらしからぬ内容だった。そして、この日も…。

0-0の二回だ。先頭の赤羽の三ゴロを捕球した佐藤輝明内野手(27)が一塁へ悪送球。続く岩田に右前に運ばれ無死一、二塁となり、ここで古賀が放った右中間への飛球を、福島圭音外野手(24)&森下翔太外野手(25)が連係ミスで捕球できなかった(記録は安打)。

ここでこそ踏ん張りたかったが、才木はズルズルと崩れてしまう。一、三塁から武岡にも右前に運ばれて2点目を献上すると、投手の吉村に四球を与えて満塁に。制球が定まらず、フォークボールも思うように操れない。マウンド上で首をひねるシーンを何度も見せられては、虎将としても看過できなかった。

「形を気にしてやってるように映りましたので。メカニック的なところっていうのは、あんなところで(出すもの)じゃない」と言い切った。

この回に大量6失点。立ち直る機会を与える選択肢もあったが、三回の打席で代打を告げた。理由は「最高のパフォーマンスを見せに行くというのが1軍の舞台」という一点だった。

才木は試合後、タオルを頭からかぶったまま引き揚げた。いつもなら敗戦投手となっても、その原因を説明するのがポリシーだったが、この日は報道陣からの質問にも「そうっすね」と2度繰り返すのみだった。

藤川監督は「自覚を持ってると思いますから、次回に期待するというところですね」と2軍降格は否定した。順当なら5日の中日戦(バンテリンドーム)での先発が有力。同じ失敗を3度繰り返すわけにはいかない。(三木建次)

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