四回、中日・阿部寿樹に2点本塁打を打たれたDeNA先発・東克樹=バンテリンドームナゴヤ(撮影・甘利慈) (セ・リーグ、中日3-0DeNA、3回戦、中日2勝1敗、28日、バンテリンD)被弾した直後に浮かべたあぜんとした表情が、驚きの大きさを物語った。DeNA・東克樹投手(30)は6回を6安打3失点でまとめたが、金丸との投げ合いに屈して2敗目。「あれが入るのかというのが正直なところ」と率直に振り返ったのが、0-1の四回1死二塁で阿部に許した一発だ。
内角低めを狙った直球は外寄りの逆球となり、逆方向の右翼テラス席に運ばれた。バンテリンドームナゴヤの外野には今季からテラス型観客席が設けられ、右中間と左中間のフェンスが本塁側へ最大6メートル移動した。ただ、相川監督が「ホームランはホームラン」と指摘した通り、条件は相手も同じ。東も「言い訳にしかならない。投げ切れなかった僕の責任」と潔かった。
2023年4月30日から続いた中日戦での自身の連勝は11で止まった。チームは零封負けで3連敗。主軸の筒香と牧を故障で欠くだけに、相川監督は「チームとしての(個々の)役割がある。どう試合に結びつけていくか。全員で考えていく」と冷静に語った。(鈴木智紘)