3回、逆転2ランの慶大・中塚遥翔=神宮球場(撮影・田村亮介) 東京六大学野球春季リーグ第1週第2日(12日、立大4-10慶大、神宮)慶大は打線の勢いが止まらず、2連勝で勝ち点を挙げた。2試合連続2桁となる10得点を記録。「4番・右翼」で出場した中塚遥翔外野手(3年)=智弁和歌山高=が2ランを含む3安打4打点と打線をけん引した。
中塚は一回に右翼線へ先制打を放つと、3-4の三回には無死二塁で左翼へ逆転2ラン。四回にもタイムリーをマークし、リードを広げた。
1年の秋季リーグから試合に出場し、昨年は春秋合わせて4本塁打を記録した長距離砲。昨冬はチームの課題として打力向上を掲げており、「打球速度やフィジカルの部分が課題と分析して、ウエートトレであったり、(バットの)振り込みをずっとやってきた成果」と手応えをにじませた。中塚の打球速度の最速は180キロを計測し、「チームとしても個人としても(打球速度の)平均値が上がったかな」とうなずいた。
左投げ左打ちで、阪神・佐藤輝明を目標の選手に掲げ「どの方向にも飛距離が出せる、ホームランを打てるところは僕も近づきたいところ」と語った。
堀井監督は好調の打線を評価しつつ「バッティングは水ものですから。もう一回、(気を)引き締め直して、ディフェンスをしっかり固めていきたい」と足元を見つめた。