ヤクルトからポスティングシステムで米大リーグのホワイトソックスに移籍した村上宗隆内野手(25)が本拠地レート・フィールドで入団記者会見に臨んだ。
〝らしさ〟あふれる言葉だった。村上はホワイトソックスの入団会見で「僕の目標は勝つことです。成長すること。挑み続けること。どんな相手だろうと立ち向かい、諦めません」と決意表明した。2026年からは「メジャーリーガー・村上宗隆」として新たな一歩を踏み出す。
日本で通算246本塁打を放ち、幾多のタイトルを獲得。多くの最年少記録を塗り替えてきた。ただ、新天地では、また一からレギュラーをつかみに行く立場。ヤクルトのチームメートにも「どうやって試合に出るか考えてやらないといけない」と口にしていたといい、NPBでの実績におごることなく、慢心せず、ルーキーのような気持ちで夢舞台に挑戦するのだろう。
これまでも、不振にあえいだり、調子が上がらなかったりしたときに、毎日のように早出練習を行うなど壁を乗り越えるために前だけを見続けてきた。いろいろなバットを試したり、打撃フォームを試行錯誤したり。長年担当記者として村上の姿を見てきて「挑戦」や「変化」は「進化」のために重要なことで、恐れることではないということがはっきり分かった。メジャーリーグという未知の世界に足を踏み入れるが、「説明するより結果で残していきたい」と口にしたように、必ず結果で証明してくれると確信している。
「やり抜く自信はありますし、壁に当たったときにそれを乗り越える力はあると思っている」と口にした村上。村上らしさを失わなければ、米大リーグでスポットライトを浴びる日も遠くはないはずだ。(ヤクルト担当・赤尾裕希)