阪神・掛布雅之OB会長(70)の野球殿堂入りを記念した特別展が17日、大阪市の大阪高島屋で始まった。初日はトークショーを行い、大の掛布ファンだという俳優で歌手の酒井法子(54)と共演。ドラフト1位・立石正広内野手(22)の動画を見ていることを明かし、プロでの活躍に太鼓判を押した。
ニッコニコの掛布OB会長の言葉は頼もしい。大阪・難波の高島屋で酒井法子を喜ばせ、虎党を大いに楽しませた。トークショーが終わって報道陣から聞かれたのが、D1位・立石について。大学ナンバーワン野手という看板をさらに磨いた。
「多分、入ってきたときの森下よりも(打撃の)形がいい。順調に伸びれば森下以上の選手になると思う。すごく期待している。打順は来年3番を打たせれば4番に佐藤(輝)がいるから佐藤が立石を育ててくれる」
背番号9をつける金の卵のプレー映像をYouTubeなどで何度もチェックしていたという。打席の中での構えから球の待ち方、とらえ方はヒジョーにいい。では「形」とは? 「これは説明が難しいよな」。ミスタータイガースにしか分からないものがあるようだ。3年前に大学日本代表の4番だった森下(中大)は侍ジャパンの4番を打つまでになった。立石が「森下以上」であるならば、夢はふくらむ。
今回、掛布会長が野球殿堂入りを果たしたことでイベントが実現。酒井法子が掛布会長の現役時代からファンだったことで共演となった。トークショーでは酒井法子が、のりピー語を連発!
「ほれぼれと見ておりました。白い歯と焼けた肌と阪神のユニホームがかっこいい、と。あのときの私に言ってあげたい。法子、いつの日か会えるよって。そして今日、こんなおめでたい席でご一緒できるなんて、のりピー、マンモスうれピーでございます」
もう、掛布会長はデレデレ。でも、野球の話になると真剣な目になる。
「森下がやってきた野球っていうのは、もうとんでもない野球やっていますからね。技術があっても(プロの世界は)性格で負けてしまうがあるからね。でも森下よりも、プロに入る前の映像を見ると、いいなという感じはする。だから、すごく期待をしている」
掛布会長は現役時代、レベルスイングで確率を高め、通算349本塁打。立石にありがたき言葉、うれピー!(上阪正人)
★「球音デー」実現に意欲
掛布OB会長はファンサービスの一環として甲子園で鳴り物応援なしの「球音デー」実現に意欲を示した。2000年6月14日の巨人-横浜(現DeNA)で「球音を楽しむ日」として実施された例があり「もっとやらなきゃいけないでしょ」と今年のシーズン前に甲子園歴史館運営会議で提案したが、創設90周年の今年は優勝争いのフィーバーも影響して実現ならず。「粟井(球団)社長に宿題だよ」と、来季の実現を求めていく。
★「かっこよくてLOVE」
酒井法子は小学生の頃、家で兄の部屋に現役時代のポスターが飾られていたことから掛布会長の存在を知ったという。「かっこよくて『LOVE!』って感じで。小学生の女の子も恋心を抱く、爽やかな掛布さんでした」。インタビュアーが最近の虎党について「佐藤輝にあこがれる女の子は」と話を振っても「掛布さんの笑顔にかなう人はいません。白い歯が」とのりピー。「今は『いぶし銀』といいますか、長年のいろいろな経験が掛布さんになり、そして野球を愛して人を愛して、人としての重厚感、優しさがにじみ出ていらっしゃる」。掛布会長は照れまくりだった。