ワールドシリーズ第5戦(ドジャース1―6ブルージェイズ、29日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)がワールドシリーズ(WS)第5戦に「1番・DH」で出場し、4打数無安打で連続出塁が「9」でストップ。チームは連敗を喫し、シリーズ2勝3敗で崖っぷちに立たされた。ブルージェイズは1993年以来のWS制覇に王手とした。
ロバーツ監督はレギュラーシーズン終盤から不安定さを露呈している救援陣と七回の継投について「先発投手をどこまで引っ張れるかには限界がある。ブレイク(スネル)は今日、持てる力をすべて出し切った。二塁(七回2死一、三塁)が空いていて、打者はブラディ(ゲレロ)という場面。そこはエンリケスに任せる判断。ビシェットも抑えられると思っていた」と振り返った。結果的にエンリケスは2走者を生還させ、1死も奪えず降板。八回はバンダが追加点を許した。
さらに「シーズンを通してこれほどまでにブレイクを引っ張ったのは初めて。負けた3試合はいずれも走者を出してから崩れていた。でも、結局はみんなが自分の役割を果たすしかない。ゲーム3では素晴らしいピッチングを見せた。やるべきことをやらなければいけない」と救援陣にも厳しい言葉を残した。
七回はWSワースト記録となる3暴投をマークするなど、守備の乱れも目立ち、「ああいう形で走者を出してしまうと、その後の打順の巡り方も変わるし、試合の流れ全体に影響する。特にこういう大事な試合では、ひとつひとつのプレーが大きく映る。取れるアウトを取り切れなかったこと、余計な出塁は痛手となった」と無念さをにじませた。