みずほペイペイドームでの2試合を記者席で見てきたトラ番キャップ・須藤佳裕は「外野は右翼側がホークス、左翼側がタイガース。きれいに二分されていました。ドーム全体でいえば『6対4』でホークスが多い感じでした」という。
ところが、甲子園は-。シーズン中もカープの試合を取材してきた西垣戸もあきれ顔だ。
「左翼上段の2ブロックだけがホークスファンですね。1000人いるかどうか…」
比率でいえば「41対1」といったところか。
ファンの数は違っても、実力は互角だ。ロサンゼルスの激闘に負けないぐらいの、しびれる展開。両チームともに、チャンスは迎えるが、あと一本が出ない。
そこに加わった「敬遠」という作戦の面白さも。
昼間のブルージェイズは大谷にボコボコに打たれたのを反省して、ピンチで敬遠、走者がいなくても敬遠。1992年夏の甲子園、星稜高・松井秀喜もビックリの4打席連続敬遠で、しのいで、しのいで…。
夜のホークスは、4番・佐藤輝を申告敬遠して、大山と勝負。これも立派な野球のルール。いつの時代も気になってしまうのが、敬遠された次の打者の胸の内。そこで打ったらカッコいいが…。ロスの大谷の次の打者、甲子園の佐藤輝の次の打者、奮起しよう!