六回、勝ち越しとなる適時二塁打を放つ阪神・佐藤輝明=みずほペイペイドーム(撮影・松永渉平) (SMBC日本シリーズ2025、ソフトバンク-阪神、第1戦、25日、みずほペイペイ)阪神が後半戦の開幕を鮮やかに飾った。グラウンド整備明けのみずほペイペイドームで、上位打線が躍動した。
1点を追う六回、先頭の近本光司外野手(30)が打席に立つと、黄色く染まった左翼スタンドからは「突撃」コール。声援を受けた近本はカウント2-2からの133キロチェンジアップを中前にはじき返すと、続く中野拓夢内野手(29)への初球に二盗。中野の三塁線ギリギリへのバントが内野安打となり、無死一、三塁と絶好機を演出した。
同点、逆転のチャンスで打席に立ったのは、2023年の日本シリーズで新人打点記録を更新する7打点を挙げた森下翔太外野手(25)。中野の二盗で二、三塁とし、遊ゴロの間に同点の走者が生還した。さらに1死三塁で4番・佐藤輝明内野手(26)がカウント3-0からの低めチェンジアップを右中間にはじき返して逆転に成功。これが2023年の日本シリーズも経験した虎の主砲にとって日本シリーズでの初適時打だった。
頼れる4番は「打ったのはチェンジアップ。チャンスで回してもらったので、しっかり打ち返すことができて良かったです。チームとしても一気に同点、勝ち越し、と複数得点できたのは良かったと思います」とコメントした。