(フェニックス・リーグ、ヤクルト0―9日本ハム、7日、西都)ヤクルト・北村恵吾内野手(24)が「4番・三塁」で先発出場し、今年のフェニックス・リーグ1打席目となる二回先頭で左越え二塁打を放った。
「フェニックス・リーグにきて、1打席目に、シーズンと変わらないというか、いい形でしっかり打てたのはよかったかなと思います」
決して簡単な球ではなかった。1ボールからの2球目、内角直球をうまくさばいた。今季は8月3日に2シーズンぶりの昇格を果たすと、一時は4番も任され、46試合で打率・267、5本塁打、19打点。いずれもキャリアハイの成績を残した。
さらなる飛躍に向け、このオフは新たな挑戦にも試みる。「もうちょっとトップ(打つときにバットが一番捕手よりに入る場所)を深くしたくて。さらに、遠くに飛ばすというか、力強い打球を打つために。打球スピードを上げて、飛距離を伸ばしたいという気持ちがある。試合では意識してまでできていないというか、難しいところはあるので、練習で少しでも身につくようにとは思ってやっています」
2軍調整中から、坪井2軍打撃コーチには頻繁に指導を受けており、映像を送って助言をもらうこともあった。フェニックス・リーグ開幕前も「自分としてはトップを深くして、センター方向、逆方向にも長打が打てるようになりたい」と伝えると、「やったほうがいい。それができるようになったらもっとよくなるよ」と背中を押されたという。大松チーフ打撃コーチにも同様の言葉をもらい「来年までにはできるように」と意気込む。
4年目の来季は、レギュラー奪取に挑戦するシーズンにもなる。「本当に開幕戦から何としてもレギュラーとしてスタメンで出たい気持ちが強いですし、開幕から最後まで1軍に帯同して、ずっと試合に出続けたい思いがある」と北村恵。打って、走って、守って、実りの秋とする。