チーム野手最年長のヤクルト・川端慎吾内野手(37)が27日、東京都内の球団事務所で記者会見を行い、今季限りでの現役引退を表明した。
紺色のスーツ姿で会場入り。多くの報道陣が詰めかける中、20年間の現役生活を振り返り「ヤクルトで20年間やらせていただいて感謝しています。いいことも悪いことも経験した。いろんなことがありましたけど、全て自分の財産になっている。本当に20年間、満足しています。よくやったんじゃないかなと思っています」と嚙み締めた。
現役引退を決断した理由については、「9月10日くらいに球団から話があって、悩んで悩んで決断することができなかったが、時間がたつにつれて冷静になった。このへんで身を引くのがベストなんじゃないかなと自分の中で思えてきた」と語った。
川端は市和歌山商高(現市和歌山高)から2006年に高校生ドラフト3巡目で入団。6年目の11年に遊撃手としてレギュラーに定着し、15年には首位打者(打率・336)と最多安打(195安打)のタイトルをつかみ、14年ぶりのリーグ優勝の原動力となった。
17年と20年に腰の手術を受けるなど度重なるけがに苦しみながらも、近年は〝代打の神様〟として君臨。21年にはプロ野球記録にあと1本と迫る30本の代打安打をマークした。9月26日時点での通算成績は1326試合で打率・293、40本塁打、409打点。