(パ・リーグ、オリックス1-6ロッテ、20回戦、オリックス13勝7敗、27日、ほっと神戸)今季の神戸でのラストゲームでオリックス・杉本が恩人にささげる13号ソロを放つも、チームは敗れて空砲に終わった。
「少し(打球が)上がり過ぎかなと思ったんですが、入ってくれてよかった」
0―5の二回に先頭で種市のスライダーをバックスクリーンに運んだ。忘れない思い出が蘇った。「神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE 30th~」の最終戦。アジア人初の米国野球殿堂入りを果たした球団OBのイチロー氏の偉業をたたえるため、MLBによる特別企画「51 WITNESSES OF GREATNESS」も行われ、試合前練習ではチームが記念Tシャツを着用した。
ラオウにはイチロー氏とのつながりがある。1年目の2016年のオフから3年連続で合同自主トレを行った過去があり「ずっと憧れだった。キャッチボールはどれだけ離れていても胸のところにしか球がこない」と当時を振り返った。
八回1死満塁では見逃し三振に倒れ、試合後は無言で球場を後にした。岸田監督は「勝てず残念だった」と悔やんだ。(織原祥平)