一方で自責点0と投球内容は上々だった。昨年9月から母国の米国でキャリア最長のオフを過ごし、自身が所有する施設で毎週のように打者と対戦してきた。実戦感覚を養った上で2月末に来日。この日は次第に球威が増し、オリックス打線の打ち気をかわすように多彩な変化球を織り交ぜた。
バウアーの投球自体は3回2失点だった(撮影・榎本雅弘)三浦監督は「上々の出来。問題はない」と信頼を寄せた。右腕は2年ぶりに舞い戻るシーズンに向けて前進。開幕2戦目となる29日の中日戦(横浜)に照準を合わせているとみられ、次回は14日からの楽天3連戦(横浜)で登板する見込みだ。
「160キロを今シーズンのどこかで達成したい。14歳の頃に160キロを投げるピッチャーになる目標を立てて、まだ投げることができていない。投げるまで引退できない」と新たな意欲も口にした助っ人。バウアー劇場の第2章は始まったばかりだ。(鈴木智紘)
★コンディションは確認
DeNA・大原コーチはバウアーの投球について「コンディションを把握できた。そこが第一だったので良かった」と振り返った。試合後には審判にボークの判定について確認。「右足がプレートに対して真横に設置している時点でセットポジションとみなされている。そこから足を引いているからボークという説明は受けた」と明かした。「セーフティーゾーンでやるしかない。整理して次回に備えたい」と語った。