【ロサンゼルス3日(日本時間4日)=共同ほか】米大リーグで大谷翔平投手(30)と山本由伸投手(26)が所属するドジャースは、韓国プロ野球キウムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた金慧成(キム・ヘソン)内野手(25)と3年総額1250万ドル(約19億6000万円)で契約に合意したと発表した。3日が交渉期限だった。韓国メディアは大谷が金慧成に直接会い、助言を送っていたと報じた。
大谷が韓国の若きスター獲得に貢献した。この日、自身のインスタグラムのストーリーズ機能を更新。大リーグ公式がドジャースの金慧成獲得を報じた画像を引用し、韓国語で「ようこそ、友よ」と書き込んだ。
2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表だった金慧成は、昨季までの8年間で通算打率・304を記録した左打者。7年連続で20盗塁以上と俊足も兼ね備え、二塁と遊撃、中堅を守れる。ドジャースのゴームズ・ゼネラルマネジャー(GM)は「複数のポジションをこなせる有能な選手。いい補強になった」と語った。3年総額1250万ドル(約19億6000万円)。28、29年は球団が選択権を持ち、米メディアによると5年総額では2200万ドル(約34億500万円)になる。
ドジャース・大谷翔平エンゼルスはドジャースを上回る5年総額2800万ドルを提示し、マリナーズ、カブス、パドレスからもオファーがあったというが、決め手になったのは大谷の存在だ。同じ代理人事務所「CAA」と契約しており、韓国メディア「SPOTV NEWS」は「大谷が契約を助けた」とのタイトルで「夢の球団であり、大谷の存在が影響を与えた。金慧成に会って多くのアドバイスをした。だから安心できた面もある」との関係者の話を報じた。
大谷は昨オフは山本の面談に同席し、グラスノーにもビデオメッセージを送るなど交渉の〝切り札〟となってきた。今オフ、ドジャースはサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に2度輝いた先発左腕スネルを獲得し、T・ヘルナンデスと契約延長した。「勝つだけでも難しい世界で、連覇となればさらに至難の業。昨季よりも強いチームを構築しなくては」とゴームズGM。ワールドシリーズ2連覇へ、着々と戦力を整えている。