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巨人・吉川、大学時代まで過ごした岐阜の地で躍動

岡本和真の安打で三塁まで進塁する巨人・吉川尚輝(撮影・渡辺大樹)

(セ・リーグ、巨人-ヤクルト、22回戦、5日、岐阜)年に一度の舞台に地元のヒーローが帰ってきた。岐阜・羽島市出身の巨人・吉川が凱旋(がいせん)。直近は「6番・二塁」での出場が続いていたが、9試合ぶりに2番に入った。

試合前のスタメン発表で名前が場内にアナウンスされると、スタンドからはひときわ大きな拍手と歓声が飛んだ。一回の第1打席は低めのフォークを逆方向へはじき返すも左飛。三回の第2打席は初球のスライダーを右前打。五回の第3打席も中前へ運び、複数安打を記録した。

試合が行われた長良川球場の左翼後方、金華山の山頂には岐阜城がそびえ立つ。城主だった織田信長も愛した「鵜(う)飼い」で有名な長良川のほとりにある球場で、吉川は岐阜・中京高―中京学院大時代に何度もプレーした経験を持つ。東海地区大学野球リーグ(岐阜県リーグ)を戦った中京学院大時代は4年時の2016年に全日本大学選手権で初出場初優勝を果たしたが、決して整った練習環境ではなかった。自前のグラウンドはなく、高校や中津川市内の球場や広場などを間借りして練習していた。

同球場で昨季は出場機会がなかったが、2022年にはこの日と同じヤクルトを相手に5打数3安打4打点。二塁打が出ればサイクルヒットという大活躍を披露した。生まれ育ち、大学時代まで過ごした岐阜の地で躍動した。

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