ドジャース6-3マリナーズ(20日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・DH」でフル出場し、三回に右中間三塁打、八回には右越え安打を放ち、二盗も決め今季38盗塁。メジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁」の偉業へ、あと「1本塁打、2盗塁」とした。5打数2安打で、14試合ぶりの複数(マルチ)安打を記録した。打率は・291。西地区首位のドジャースは逆転勝ちして3連勝とし、2位パドレスとは3ゲーム差のまま。
大谷に40号は出なかったが、盗塁を決め「39本塁打、38盗塁」。大記録達成が間近に迫り、5日(日本時間6日)以来の2安打もマーク。いずれも強い当たりで、復調を予感させる打撃だった。
2点を先制されて回った一回先頭の第1打席は今季9勝のメジャー2年目右腕ミラーと対戦。カウント2-2から外角低めのボール気味のスプリットに腰が引けて、空振り三振だった。
3点ビハインドの三回1死の第2打席はカウント2-2から外角低めのスプリットを拾い上げて、低いライナーで右中間へ。打球がフェンスに到達する間に大きなストライドを生かして激走し、今季6本目の三塁打とした。前の打席で三振したボールをしっかり捉えた。その後、2死一、三塁となったが、4番のT・ヘルナンデスが中飛に倒れ、大谷は生還することができなかった。
5番ラックスと7番マンシーのソロで2-3と追い上げて回った四回2死一塁の第3打席は、カウント2-1から内角高めのカットボールに詰まらされて投ゴロ。投球後に一塁方向に体が流れたミラーにバックハンドで捕球された。
2-3の七回1死二塁の同点機で迎えた第4打席は今季18セーブの右腕ムニョスと対戦。カウント1-1から外角低めのスライダーを鋭く打ち返したが一直。ただ、続く2番ベッツの左翼線二塁打で3-3の同点となった。さらに2死一、二塁からT・ヘルナンデスが右前打を放ったが、二走ベッツが本塁でタッチアウトになり、ド軍は勝ち越すことができなかった。
代打ヘイワードの3ランで6-3と勝ち越した直後に回った八回2死の第5打席は代わったばかりの右腕ボースと対戦。カウント2-2から内角低めのカットボールを振り抜き、右翼フェンスのスコアボードに直撃する右越え安打を放った。この試合の全打者で最速となる打球速度115・5マイル(約186キロ)を計測。当たりが強烈すぎて、大谷は一塁を大きく回ったところで急停止して慌てて戻り、単打になった。続くベッツの4球目に大谷は二盗を成功させ、今季の盗塁数を38に伸ばしたが、ベッツは遊ゴロに倒れた。