五回、安藤優也コーチ(右)と言葉を交わす阪神・高橋遥人(撮影・渡辺大樹) (セ・リーグ、阪神―広島、19回戦、11日、京セラ)阪神先発の高橋遥人投手(28)は5回4安打無失点で勝ち投手の権利を持って降板した。
「緊張もあったけど、試合前にファームでよく組んでいた(長坂)拳弥さんにも励ましてもらって思い切って投げることができました。試合中はとにかく梅野さんのリードを信じてなんとか粘りながら投げることができたと思います」。左腕は21年11月に左肘のクリーニング手術、22年4月に左肘のトミー・ジョン手術、23年6月には左尺骨短縮術、左肩関節鏡視下クリーニング術と何度もメスを入れながら、1009日ぶりに1軍のマウンドに上がった。
「1軍のマウンドから聞こえてくるファンの声援はより大きく、凄く力になりました。5回で変わってしまって中継ぎのみんなに申し訳ない気持ちもありますが、しっかりベンチから応援します」。負ければ自力優勝の可能性が消滅する一戦。帰ってきた高橋が救世主だ。