絶好調の「黄金世代」は今季6勝目。2014年に勝みなみがアマチュア優勝してから49勝目となった。ここ2年は下の世代に押されがちだったが、鮮やかな復権。その強さを、通算11勝で世代の勝ち頭の小祝は「プロになる前から強い選手が多かった。自分はアマのときはうまくなかったので、頑張らないとついていけなかった。みんなで切磋琢磨しているからだと思う」と解説した。
優勝した小祝さくら(撮影・萩原悠久人)パリ五輪出場権は2001年度生まれの笹生優花と山下美夢有の2人が獲得。海外志向はほぼゼロの小祝にとって「応援していた」という同じく日本ツアーを主戦場とする山下の代表入りは、うれしいニュースだった。日本ツアーにこだわるのは「食事です。やっぱり日本食は最高だから」。そう話した直後に「今週はイタリアンに3日行きました」と真顔で話し、笑いを誘った。
最近はスター選手の米ツアーへの流出が続く。でも、大丈夫。日本ツアーには日本をこよなく愛する小祝がいる。(臼杵孝志)
■異例の有観客に小祝、安田らも感謝
予備日開催となった最終日は無観客を予定していたが、大会側の意向で前日23日のチケット保持者に限って入場を認め、362人が来場した。輸送や追加食材の確保が困難なため、ギャラリー駐車場はなく、飲料水のみが提供された。記録的には2000年以降では最少のギャラリー数となったが、安田は「大勢の方が動いてくださって、すごく感謝しています」。小祝も「ファンの方が結構来てくださって、開催できたことがうれしい」と観客と大会関係者に頭を下げた。