衣料品通販大手「ZOZO」創業者で実業家、前澤友作氏(48)が1日、民間人初の月周回旅行プロジェクトの中止を発表した。計画では、2023年に米宇宙企業、スペースXが開発中の大型宇宙船、スターシップに前澤氏と同行者8人が乗り、月周回旅行をする予定だった。
前澤氏はXで「今の時点になってもいつ飛べるのかの展望が全く出ていません」「僕自身の人生計画が立てられないし、誘ったクルーをこれ以上お待たせし続けるのも申し訳ない」と理由を説明。「いろいろと悩みましたがこのタイミングでキャンセルすることにしました」とつづった。
8人のクルーには韓国グループ、BIGBANGの元メンバー、T.O.P(36)やグラミー賞2度受賞の音楽プロデューサー兼DJ、スティーヴ・アオキ(46)ら人気アーティストが選ばれていた。
スターシップは民間人の宇宙旅行のほか、米主導の国際月探査「アルテミス計画」でも利用される予定。スペースXは今年3月、宇宙船とロケットの3回目の無人飛行試験を行い、高度200キロ超まで飛行させた後、海に向けて落下させたが、大気圏へ再突入時に機体が分解したとみられる。