山田脩也(左)を指導する鳥谷敬臨時コーチ=具志川野球場(撮影・松永渉平) 阪神春季キャンプ(7日、沖縄・具志川)阪神OBで臨時コーチを務めている鳥谷敬氏(42)が2軍を指導。ドラフト3位・山田脩也内野手(18)らの動きをチェックした。主な一問一答は以下の通り。
--2軍を見て
「みんな動きもいいですし、高校生もいる中でなかなか教える機会もないので、非常に楽しくできました」
--特にうまいと思った選手は
「どうなんですかね。山田選手も体の使い方上手ですし、あとは戸井選手もかなりスピード感があったので、守備に関してはですけど。バッティングをあんまり見ていないのでわからないですけど、可能性を持っている選手が多いなと思いました」
--高卒1年目、2年目の選手に対して、一番どこを見ているか
「自分は体の使い方ですね。やっぱり体がうまく自分が思ったように使えているか使えていないかはこれから体ができてくることを考えるとより大事になってくるので、体をうまく使えないうちに技術を練習してもなかなか身につかないので、体をうまく使えている選手っていうのはあとは技術と体力をしっかりつければいいと思いますので、体の使い方がわからないとけがにつながってしまうので、練習することが。それぞれが何が得意で何ができないのか知ってもらうためにいろんな種目や捕り方をしてもらいました」
--体の使い方はどういうことを教えた
「ボールへの入り方とか、それを言ったときにそれを自分の思った通りにできる選手もいれば、自分が思った通りに体が動かない選手もいるので、それは自分で動かないってことを把握してもらって、それを動かすためにはどうしたらいいのかっていうのを個人個人なり、あとはトレーニングでやるのかはわからないですけど、できるできないを個人個人が把握してもらうのが非常に重要かなと思うので。自分が思った通りに使えているか使えていないかってところですね」
--山田の打撃を和田2軍監督と見ていた
「高校生から入ってきて、ボールが飛ぶ飛ばないだけじゃなくて、あれだけ芯でミートできるっていうその確率っていうのは持って生まれたというか、バットコントロールという点では非常に芯に当てる能力は高いなって話を監督としていました」
--鳥谷さんから見てみたいと
「まあ見てみたいというか、守備もなくて時間空いてたので見ていたっていう感じです」
--ロングティー打撃も見ていたが、その流れで
「そうですね、内野の守備を見るのが基本的にメインだったので内野手がいない時間帯だったのでバッティングを見させてもらいました」
--山田は甲子園で活躍、潜在能力を感じる
「体の使い方、非常に練習でノックを受けるよりも、いざ実戦の方が見栄えがいいというか。体をうまく使っているので、そこらへんは、なかなか練習でできても本番でできないっていう選手が多い中で。練習の細かいプレーよりも、実際シートノックだったりとかゲームノックっていう形で見ている方が、非常に体の使い方も上手に見えるので。そういうのはなかなか大舞台で戦っていたりとかそういう経験っていうのがあるんだなとは思いました」
--一度ボールを落としてから、もう一回拾い直す練習の意図は
「自分のグラブであったりとか、自分の体の力の向きっていうのが、どっち方向に向いてるのかっていうのを感じてほしくて。その場に、落ちてしまえば、体の向きっていうのは、一塁方向に向いてないので、ボールが残ってしまいますし。それをしっかり一塁方向に力が向かってるいと、落としたものが、必ず一塁方向に転がっていくはずなので。自分がどっち方向に、力の向きっていうのが、いってるのかっていうのを知ってもらうためにやりました」
--一連の動作で送球までつなげることがゴール
「そうですね、やっぱり、どうしても1軍も2軍もそうですけど。1年、2年出てみないと、どれぐらいしんどくて、どれぐらい大変なポジションなのかっていうのは、多分わからないと思うんですね。わかったときにけがしたりとか、わかったときにはもう遅いっていう形になってしまうので。どれだけ投げる距離を少なくするか、どれだけ力を抜いて、力を入れたときと同じだけのボールを投げられるかっていうのが、一年間戦っていく中でそれが3年、5年となっていくわけなので。けがをしてしまったらどうしようもないので。そこらへんは、多分、学生から上がってきて、1年、2年だと、どれぐらい大変なものかっていうのはなかなかわからないと思うので。それがやっぱり、いざ試合に出たときに足を使うっていうことができていると、意外にスムーズに入ってきたりするので。そこら辺は、先に知ってもらえたらなと思って、いろいろ話をしました」
--1軍では言わなかった。2軍用なのか
「2軍っていうか。体の使い方とかは当然、これからの選手もたくさんいるので。もう少し、かみ砕いてというか。練習方法も、いろんな足の使い方とかも。タッチを入れたりとかして、元々やりやすいものから始めて。難しい方に行ってみたりとか、そういう一応、工夫はしました」
--ステップを踏みながらのタッチはこんな感じで捕球すればいいというように見えた
「そうですね。タッチっていうのは、上から下に落とす方が人は得意なので。それを下からっていうのは、なかなか難しいんですけど。基本的に、足の使い方っていうのは、運びっていうのは同じになってくるので。まずは、簡単な方から感覚を覚えてもらって。次に難しい方に。その感覚がなくなったんで、もう1回、やり直してっていう形で何回かやってました」
--後輩の新人と話は
「めちゃくちゃ気さくに。いいのか悪いのかわかんないですけど、めちゃくちゃ気さくに(笑)。『高校の監督に会いましたか?』って言われて『会ってないよ』って言ったら。じゃあ、その時の『コーチに会いましたか?』って『会ってないよ』って。『会ったの?』って聞いたら、『いや、自分は会いました!』みたいな軽い感じでした(笑)」