タレント、タモリ(78)が3日放送のNHK「ブラタモリ」(土曜後7・30)に出演。旅のパートナーを務める福岡局の野口葵衣アナウンサー(28)と神奈川・鎌倉市の史跡永福寺跡を訪れた。
鎌倉時代の永福寺の復元図を見たタモリは「立派なお寺ですね。鎌倉にもあったんですね。池がこうあってというのは、お寺としては平安期のお寺の様式に似ていますね」と指摘。続けて「こういう…」と両手を広げて羽ばたく形態模写を披露すると、野口アナは「えっ?」と困惑。タモリが「あそこだよ。修学旅行でよく行くじゃないか」とヒントを与えるも、野口アナは答えられず。しびれを切らしたタモリは「ほう…。(平等院)鳳凰堂」と答えを明かしていた。
■永福寺(ようふくじ) 文治5(1189)年の奥州合戦で平泉藤原氏を滅ぼした源頼朝が、戦没者鎮魂のために建立した大寺院。頼朝は中尊寺、毛越寺、無量光院などの豪奢(ごうしゃ)な浄土世界を目の当たりにし、鎌倉での体現を思い立ったとされる。
征夷大将軍に任命された建久3(1192)年に二階堂、次いで両脇の阿弥陀堂、薬師堂に加え、惣門(そうもん)・南門・釣殿・多宝塔・鐘楼・僧坊を持つ壮大な臨池伽藍や庭園が完成した。頼朝の没後は歴代の鎌倉殿が境内で華やかな行事(蹴鞠、酒宴、花見、雪見、歌会など)を行い、幕府のサロンとしても使われた。
だが幕府滅亡後、室町期の火災で焼失し、再建されることなく廃絶。昭和58~平成8年度の発掘調査で威容が確認された。現在は国指定史跡永福寺跡として建物の基壇や苑池などを復元整備し公開。JR鎌倉駅から北東に約1・8キロの二階堂に位置する。