そして翌2日には羽田空港で日本航空516便が、着陸した直後に海上保安庁の航空機と衝突という衝撃的なニュースも飛び込んできました。何という新年のスタートでしょうか。今年はよほど慎重に動かねばならない気がします。
「阪神大震災」で倒壊した阪神高速神戸線 =平成7年1月17日、神戸市東灘区調べてみると…辰年は陽の気が動いて万物が「振動」するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれています。また、たつ(竜、龍)は十二支の中で唯一空想上の生き物で、権力や隆盛の象徴であることから「出世や権力に大きく関わる年」と言われているそうです。いったい今年何が起きるのか? 気持ちがざわつきます。
さて、17日は「阪神淡路大震災」から29年。日本はそれ以降も東日本、北海道、熊本、そして今回は能登半島と、次々地震にむしばまれ、疲弊してきました。ただ各地とも絶望の淵からはい上がり復興復活を成し遂げているのも事実です。日々伝わる現場からの惨状に胸が締め付けられながらもよみがえる29年前の記憶…。耐え忍び、気持ちをひとつに踏ん張っていた中で、希望の言葉が生まれました。
「頑張ろうKOBE!」。この年の奇跡的なオリックス優勝への道を支えたこの言葉が、復興への大きなきっかけになったのは間違いありません。この時「スポーツは魔法の力を持っている!」。オリックスを追いかけ、実況放送を必死にお届けしながら確信しました!
改めて24年は「辰の年」…。パリ五輪が、そして海の向こうの大谷翔平や山本由伸、阪神タイガースやオリックスバファローズが、必ず能登半島に「魔法の力」を与えてくれます!
「頑張ろう日本!」。そして「頑張ろうNOTO!」。心をひとつに。
■梅田 淳(うめだ・じゅん) 1961(昭和36)年1月10日生まれ、63歳。岐阜市出身。日大芸術学部を卒業後、83年に関西テレビ入社。ハイテンションのアナウンサーとして人気を集め、2003年には阪神優勝の実況も務めた。04年3月末に退社。現在はバラエティー番組やスポーツリポーターなどとして活躍。追手門学院大学客員教授。