石川県の馳浩知事がサッカーJ2のツエーゲン金沢の関係者と県庁で面会した際、金沢のサポーターについて「関西の応援団とは品が違う」と発言したことが29日、県への取材で分かった。関西地方をやゆしたとも受け取られかねず、物議を醸す可能性がある。馳氏は東京五輪の招致活動で内閣官房報償費(機密費)を使ったと発言し、波紋を呼んでいる。
県によると、馳氏はツエーゲン金沢の取締役を務め、同社社長や選手ら4人と28日に面会した。J3降格が決まった今シーズンの報告を受けた際「私もサポーターのところで応援しているが、関西の応援団とは品が違いますね」と述べた。
面会で、自炊しているかどうかを尋ねられた馳氏は「諸般の事情があって外で食べては駄目なんです。謹慎中の身ですから」と語った。五輪招致に関する発言を撤回し、その後の記者会見で慎重な物言いに終始していることを踏まえたようだ。
馳氏の金沢のサポーターに関する発言に関し、大阪市の横山英幸市長は29日、市役所で記者団に「真意は分からないが『関西のファンはにぎやかだ』の意味だと受け止める。変わらずに盛り上げてほしい」とコメントした。