三回、シーズン200奪三振に到達し、ベンチに戻るメッツ・千賀=ニューヨーク(共同) マーリンズ4-2メッツ(27日、ニューヨーク=山田結軌、竹濱江利子通信員)米大リーグ、メッツの千賀滉大投手(30)がマーリンズ戦に先発。今季の最終登板で8三振を奪い、シーズン200奪三振に到達した。日本選手のメジャー1年目での達成は1995年の野茂英雄(ドジャース)らに続き、4人目。1年目で規定投球回(162回)をクリアし、なおかつ防御率2点台(2・98)は同年の野茂以来、日本投手では2人目の快挙だった。5回3安打2失点で勝敗は付かず、12勝7敗のままで、日米通算100勝は持ち越しとなった。
メジャーで自身の代名詞になったお化けフォーク。千賀は三回2死でバーガーを84マイル(135・2キロ)の落ちる球で空振り三振に仕留めた。一流の指標でもあるシーズン200奪三振に到達。充実と成長、そして来季へ期待を膨らませて、ルーキーイヤーを終えた。
「シーズン後半にかけて、目標にしていた数字だったので良かった。まだまだ先(伸びしろ)がある投手だと改めて思いましたし、自分自身(のレベルアップ)が楽しみになった一年でした」
2失点は、一回先頭と四回2死からのソロ。一回2死一塁から5者連続三振を奪うなど、5回で96球を投げ、3安打2失点にまとめた。しかし勝利投手にはなれず、今季13勝目と日米通算100勝(日87勝・米12勝)は、来季へ持ち越しとなった。
この日は200奪三振とともに、規定投球回もクリアした。日本投手の1年目での200奪三振以上は1995年の野茂、2007年の松坂大輔(レッドソックス)、12年のダルビッシュ有(レンジャーズ)に次ぐ日本投手4人目だ。
一度も負傷者リスト入りせず、166回⅓を投げた。日本投手のメジャー1年目で「規定投球回&200奪三振」の同時達成は1995年の野茂以来、2人目。防御率2・98はナ・リーグ2位の好成績だ。大リーグ公式サイトでメッツの番記者を務めるアンソニー・ディコモ記者は「新人王投票で1位か2位に入り、さらにサイ・ヤング賞投票でも何票か票が入るだろう」とX(旧ツイッター)につづった。