パスを出す南アフリカのデクラーク(中央)=マルセイユ(ゲッティ=共同) ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会1次リーグ(11日、スタッド・ド・マルセイユなど)2019年大会覇者で史上最多となる4度目の優勝を狙うB組の南アフリカは、スコットランドを18―3で下し、3大会ぶりに白星発進した。C組のウェールズはフィジーとの接戦を32―26で制した。
濃緑のファーストジャージーを白と薄いブルーに替え、ライトな装いの南アフリカだったが、内容は重厚だった。難敵のスコットランドをノートライに封じ、18-3で白星発進。試合のMVPに選ばれたSOリボックは、「これで自信を持って次に進める」と声を弾ませた。
優勝した前回大会の初戦はニュージーランドに敗れ、2015年は日本に歴史的白星を献上。3大会ぶりの白星スタートとなった。
11-3の後半10分、26歳でW杯初出場のリボックが大きく空いた右サイドにキックパス。スピードに乗ったこちらも初のW杯の27歳、WTBアレンセの胸にすっぽり収まる完璧なキックでトライを追加。前回の優勝を経験していない2人が勝利を引き寄せた。
アイルランドも加えて〝死の組〟と呼ばれるB組。リーグワン・横浜に所属するSHデクラークは「2019年と同じことをしても同じ結果は得られない。さらに進歩していかなければ」と気を引き締めた。