右肘手術から復帰し、今季初登板したツインズ・前田。5回0/3を1失点と好投したが負け投手になった(共同) マーリンズ1−0ツインズ(4日、マイアミ)右肘手術から復帰した米大リーグ、ツインズの前田健太投手(34)がマーリンズ戦で2021年8月21日以来、591日ぶりの登板に臨み、5回0/3を3安打1失点、9奪三振。好投したが、チームが0―1で敗れて負け投手となった。
白星こそつかなかったが、復活といえる投球だった。舞台は、WBC日本代表が世界一に輝いたローンデポ・パーク。二回にガルシアに左越えにソロを浴びた前田はその後、安定してアウトを重ねた。
「本当にチームメート、サポートしてくれた人たちに感謝したい。僕一人の力では、ここに戻ってくることができなかった」
2021年8月21日のヤンキース戦以来、591日ぶりの登板で5回0/3を3安打1失点。直球の最速は92・3マイル(148・5キロ)をマークした。六回の先頭打者に左前に運ばれ、79球で降板。昨季、ナ・リーグでサイ・ヤング賞に輝いたマーリンズの右腕アルカンタラに100球ちょうどの完封を喫したため試合に敗れたが、三者凡退のイニングが4度、4者連続を含む9三振を奪った。
「一生懸命、全球を投げた登板でいつもより疲れた。全部、気持ちを入れて投げちゃった」
全力投球の影響で六回に球速が低下。バルデリ監督とトレーナーがマウンドに駆け寄る場面もあったが、21年9月に手術を受けた右肘に問題はなさそう。「勝てなかったのは悔しいけど、内容は悪くなった。次、勝てるように頑張りたい」。次回先発が見込まれる10日(同11日)のホワイトソックス戦で、21年8月14日以来の白星を狙う。(山田結軌)