勝ち越しゴールを決める鎌田(奥の左から3人目)=フランクフルト(共同) サッカー・ドイツ杯3回戦(7日、フランクフルトほか)フランクフルト(1部)の日本代表MF鎌田大地(26)とDF長谷部誠(39)はダルムシュタット(2部)戦にそろってフル出場し、鎌田は2―2の後半17分に勝ち越し点を挙げた。公式戦では昨年11月1日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)以来の得点となった。チームは4―2で勝ち、準々決勝に進んだ。
長谷部(右)らに祝福されて笑みを浮かべた=フランクフルト(共同)待望の新年初ゴールが生まれた。フランクフルトの鎌田は2―2の後半17分、右クロスを味方が頭で落としたところに反応。ワンバウンドした球をゴールまで約20メートルの位置から右足アウトサイドで合わせると、シュート回転しながらゴール右に突き刺さった。
「自分にとってもゴールは欲しかった。難しい試合に勝ててよかった」
技ありの一撃に、膝からピッチに滑り込んで喜びを爆発させた。公式戦では昨年11月1日の欧州CL以来の得点。昨年のW杯カタール大会では全4試合に先発しながら守備に追われ、自身は無得点だった。年が明けてからの体調不良もあり、最近はミスが目立って精彩を欠いていたが、見かねたグラスナー監督から「やるべきことをやっていれば結果はついてくる」と声をかけられ、肩の力が抜けたようだ。
中盤で冷静に守備をこなし、機を見て攻撃に参加する形がはまった。現地報道によると、今夏限りでフランクフルトと契約満了を迎える鎌田に対し、ドルトムント(ドイツ)やバルセロナ(スペイン)、ローマ(イタリア)などビッグクラブが関心を示しているという。「だいぶ(感覚が)戻ってきた。この波に乗っていけたらいい」と鎌田。自信を取り戻した26歳が再びゴール量産態勢に入る。