練習を見ても、先輩から下の名前(汐恩=しおん)で呼ばれていて、なじむのが早いなと。対応力が高く、人間として柔軟。僕はまだブルペンで組んでいないですけど、「直球」って言ってツーシームを投げてやろうかなって(笑)。どこまで対応できるでしょうか。
僕が18歳のときなんて、あいさつもできなければ敬語も使えなかった。彼の方が数十倍大人だし、良い選手だと思います。コミュニケーション能力は僕も自信がある部分ですが、彼も懐にスッと入ってくる辺り似たものを感じます。
いつかは横浜スタジアムでバッテリーを組みたいと思う捕手の一人。これからどういう捕手になっていくのか、楽しみですよね。まずはこの1軍キャンプで一つでも多くのことを吸収できるように、僕ら先輩がしっかり学びを得られる場所をつくってあげたいと思います。(横浜DeNAベイスターズ投手)
★今キャンプの山崎 沖縄・宜野湾での1軍(A班)メンバーとして、昨年に続いて初日からブルペン入り。第1クールでは2度、いずれも約50球を投げるなど精力的に調整を進めている。今季はチームとして10年ぶりに〝復活〟した投手キャプテンに任命されており、元気にチームを引っ張る右腕の姿に三浦監督は「まだ第1クールが終わっただけですけど、やはりその自覚、責任感、意識は変わってきている」と評価した。
■松尾 汐恩(まつお・しおん) 2004(平成16)年7月6日生まれ、18歳。京都府出身。精華中では京田辺ボーイズに所属し遊撃手兼投手。大阪桐蔭高の1年秋に捕手転向。2年春から4季連続で甲子園に出場し、2年秋の明治神宮大会、3年春の甲子園で優勝。甲子園大会5本塁打を含む通算38本塁打を放った。U18W杯では日本代表の正捕手として銅メダル獲得に貢献。23年ドラフト1位でDeNA入団。178センチ、78キロ。右投げ右打ち。契約金1億円、年俸1100万円。背番号5。