また、サチの人生を変えるクールミント役は武田に決定。「唯一無二の美しすぎるビジュアルと求道者のような生き様」(制作側)が役と重なったことから抜てきされ、「まさかドラァグクイーン役が割り当てられるとは」と苦笑い。鍛え上げた肉体美だけでなくド派手なメーク&衣装、さらに8分に1回飛び出す語録で視聴者を魅了する。
ドラマ「自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨーク-」に出演する井桁弘恵(右)と武田真治自身も北海道から上京した際、東京という街に衝撃を受けたといい、「ドラァグクイーン的な〝夜の街の人〟たちとも仲良くさせていただき、その時の経験が、今回の役を演じさせてもらえていることにつながっているのかな」とうなずく。
正月休みを返上してダンスレッスンを重ねたほか、髪を金髪に染めて全身全霊で役を体現。武田は「50歳になる僕のような年代の方の琴線に触れることもたくさん詰まっています」とアピールしている。
■物語 地元の工務店で働くサチ(井桁)。高校の友達は篤志を除きみんな都会に出て行った。都会には何かがあって楽しいのだろう。「そこには行けない」と愚痴っていたときを経て「そこには行かない」になっている。私は臆病で、夢みがちなくせに怠慢だ。そんなサチの前に現れたのは、ド派手な衣装をまとったドラァグクイーンのクールミント(武田)。ショーで使う服を探しているという。「地味な格好しかしないのに、作る服は派手なのね、好きなものを着ないの?」。この瞬間からサチの人生は180度動き始める―。