サンスポ

阪神D2位・門別啓人、大好物タコ食べて〝タコの山〟築く 動画で青柳参考に勉強中

自主トレを公開し、雪かきする門別。相手打者を次々とタコにする(撮影・松永渉平)

阪神のドラフト2位・門別啓人投手(18)=東海大札幌高=が3日、北海道苫小牧市内の屋内施設で自主トレを公開した。北海道出身の左腕は大好物のタコを食べ、プロでも相手を抑えて〝タコの山〟を築いていくことを宣言。球団の高卒左腕では1986年の遠山昭治以来となる1年目での勝利も目標に掲げた。

キャッチボールを行う門別。高卒1年目での勝利を目指す

ゆでだこのような真っ赤なアウトのランプを何度も灯す。氷点下4度と冷え込む北の大地で練習した門別は、大好物のタコを活力源に、プロでも相手打者と次々と〝タコ〟にすることを誓いに立てた。

「プロでタコを量産ですか? そうですね!」

北海道の豊富な海の幸に育てられた左腕。父・竜也さんは地元の日高町で水産加工会社に勤めており、タコの加工が業務の中心という。食卓にはいつも海産物が並ぶ環境だったこともあり、タコが大好物。この年末年始も実家でタコを食べて過ごしていた門別は、プロ入り後も「食べたい」とタコ愛をにじませた。

これから入寮予定の球団の独身寮「虎風荘」では食べる機会は少なくなるかもしれないが、実家から送ってもらうこともできる。関西ならたこ焼きも身近な存在なだけに、プロでもタコを力に変えて戦っていく。


野球でタコといえば、打者が無安打に終わったときに使う言葉。タコを量産するため、すでに準備を始めている。「全然、阪神の戦い方を見ていなかったので知らなくて」と、YouTubeで阪神の試合を見て勉強。なかでも目に留まったのが、昨季投手3冠(最多勝、最優秀防御率、最高勝率)に輝いた虎の大黒柱である青柳の投球だった。右打者へのクロスファイアを武器とする門別は「青柳さんはサイドスローですけど、コントロールがすごい。右(投げ)と左で違うけど、右打者の攻め方で参考にできるところがある」と意欲的だ。

雪道を元気いっぱいにランニング

そんな左腕が新年に掲げた目標は1年目での勝利。達成すれば、球団の高卒左腕では1986年の遠山昭治以来、37年ぶりの快挙となる。

「この一年、必死にやって、1年目から活躍できれば一番いい。そこに向けて精いっぱい頑張っていきたい」

雪玉を投げる無邪気さもみせた

将来性あふれる道産子がルーキーイヤーから甲子園を沸かせる。〝タコパワー〟で躍動し、凡打の山を築いていく。(織原祥平)

■門別 啓人(もんべつ・けいと) 2004(平成16)年7月10日生まれ、18歳。北海道・日高町出身。富川小1年時に富川野球スポーツ少年団で野球を始め、6年時に日本ハムジュニアに選出。富川中では軟式野球部。東海大札幌高では1年秋から背番号「1」でベンチ入りも、甲子園出場なし。23年D2位で阪神入団。契約金6000万円、年俸720万円。183センチ、89キロ。左投げ左打ち。背番号「30」

©2026 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.