自身は大きな故障もなく、ルーキーながら「6番・右翼」で開幕スタメンをつかみ、126試合に出場して打率・238、64打点。球団新人最多の24本塁打をマークした。「しっかり自分のためになることをやってという感じで(やった)。僕が言うのもおこがましい感じですけど」と1年目を振り返った。
ホームランチャレンジで子供たちの前でスタンドインした佐藤輝明(2本目)=甲子園球場(撮影・中島信生)大事なことは、張り切りすぎて、けがをしないこと。そのためには「自分のペースでやってほしい」。健康でなければ、試合に出場することすらできない。マイペースこそ大事―。これぞテル流の〝金言〟だ。自身は現在、岡田監督から打撃フォームの改造を命じられ「トレーニングしたり、バットを振ったりしてます」。マイペースで、2023年の飛躍の準備を進める。(三木建次)
★「佐藤輝杯」作る!? 佐藤輝は表彰式後、子供たちの前で打撃の実演を行い、硬球に比べて飛距離が出にくいとされる軟球で推定130メートル弾を放った。マシン相手に15スイングで2本塁打。最後の打席で右中間席に豪快な一発を見舞うと、子供たちから「すごい!」と驚きの声があがった。「野球の楽しさを味わったら、ずっと続けていく子供も増えていくと思う。何か将来的にしたいと思います」とゆくゆくは〝佐藤輝杯〟の開催も夢見ていた。
★オリックス・吉田正に期待 佐藤輝は、オリックスからポスティングシステムを使って米大リーグ、レッドソックスへの移籍が決まった吉田正に言及。今年1月に近大の先輩・糸井を介して合同自主トレをした仲で「日本でしっかり結果を出して勝ち取った契約だと思うので、すごいなと思います」と感心した。首位打者2度、最高出塁率2度に輝いた先輩について「本当にメジャーでもやれるんじゃないかって思っている。すごい楽しみです」と来季の活躍を期待していた。