日本一を決める戦いが、今年も始まる。10月22日に幕を開ける日本シリーズ。ヤクルト―オリックスと2年連続同じ顔合わせとなった。
球団初となる2年連続日本一を目指すヤクルトにとっては、何が鍵となるのか。もちろん4番・村上の打棒や周りを固める打者の活躍、先発、救援ともに投手陣の奮闘は欠かせないだろう。その中で記者は、山田の守備に注目したい。
「山田哲人」と聞けば、どういうイメージを浮かべるだろうか。ほとんどの人は、史上初となる3度のトリプルスリー(同一シーズン打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成した「ミスター・トリプルスリー」として認知しているはずだ。長打力だけでなく、走る技術も超一流。山田が「打」で勝利に貢献してきた試合は数知れない。
ただ、山田は「守」も超一流だ。打撃のイメージが強いが「もともと守備へのこだわりや思いは強い。守備でももっと貢献したい」と走攻守の中でも高い意識を持つ。今季の目標の一つに「ゴールデングラブ賞受賞」を掲げ、開幕前には「今年は特に魅せるプレーもしたい」と意気込んでいた。