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ヤクルトのオヤジコンビ金字塔で日本一導く!石川雅規&青木宣親、日本Sでダブル年長記録更新だ

日本シリーズ開幕まで4日。石川(左)、青木らが全体練習で汗を流した(撮影・長尾みなみ)

22日開幕の日本シリーズでオリックスと対戦するヤクルトは17日、神宮外苑で全体練習を行った。今回の日本シリーズで石川雅規投手(42)が勝利すれば、1950年の若林忠志(毎日)を抜いて最年長記録。青木宣親外野手(40)が勝利打点を記録すれば、こちらも92年の杉浦享(ヤクルト)を抜いて、最年長記録を達成。投打の〝ベテランパワー〟で、球団初となる2年連続日本一を目指す。

時折、秋雨が降る神宮外苑で、燕のベテラン2人が黙々と汗を流した。22日に開幕する日本シリーズで石川、青木はチーム初の連続日本一とともにシリーズ最年長記録の更新を狙う。

まずは、プロ21年目の石川だ。この日はキャッチボールなどで調整。昨年の第4戦に先発し6回1失点(自責点0)でシリーズ初勝利を挙げた左腕は、敵地・京セラドーム大阪で行われる第3戦以降に先発する見込み。「日本シリーズで1つ勝つことの喜び、うれしさは本当に格別なものがあったので、またそのマウンドに立てるように、立ったからには、チームに勝利を持って来られるように全力でやるしかない」と目を輝かせた。

1992年10月17日の日本シリーズ第1戦。杉浦は西武・鹿取から代打サヨナラ満塁本塁打を放った

22日に42歳9カ月を迎える石川が勝利すれば、1950年に42歳8カ月で勝利を飾った若林忠志(毎日)を抜き最年長記録。「しっかりゲームメークをすることが一番だと思いますし、初回から飛ばしていきたい」と闘志を燃やした。

一方で、野手最年長の青木にも期待がかかる。昨年は第2戦の八回に決勝の中前適時打を放ち、日本一への流れを作った。40歳9カ月で勝利打点を挙げれば、92年第1戦の杉浦享(ヤクルト)の40歳4カ月を抜いて、こちらも最年長記録となる。


昨年の殊勲打を「本当に1年前という感じがしない。それぐらい鮮明に(頭に)残っています」と振り返り、同じオリックスと対戦する今年の大一番に向けて「やっぱりそういう場面で打ちたい。(勝利に)直結すると本当にうれしい」と決意を示した。

昨年の日本シリーズ。石川(中)は自身初の日本一に涙する青木の肩に手を添えた

昨年は、日本一決定後に青木が涙を流し、石川が肩を抱き寄せる姿が名シーンとなった。青木が「石川さんと肩を組んでマウンドに行ったのをすごく覚えています」と振り返れば石川は「何とか2人でチームの力になりたい」と共闘を誓った。

若き4番・村上を筆頭に若手が注目されるが、まだまだ負けていない。2人合わせて82歳の〝ベテランパワー〟で再び頂点に立つ。(赤尾裕希)

■データBOX

❶ヤクルト・石川は昨年の日本シリーズ第4戦でセ・リーグ最年長勝利投手(41歳10カ月)を達成。今年の日本シリーズ第1戦時点の年齢は42歳9カ月。シリーズで登板すれば、10年第4戦の中日・山本昌の45歳2カ月(先発、勝敗付かず)、13年第3戦の楽天・斎藤隆の43歳8カ月(救援、勝敗付かず)に次ぐ年長3番目。勝利投手となれば、1950年第1戦の毎日・若林忠志の42歳8カ月を上回る最年長勝利となる。

❷40歳9カ月の青木は昨年シリーズ第2戦で勝利打点を記録。シーズンで40歳以上の勝利打点は、68年第1、5戦の阪急・スペンサー(40歳2、3カ月)、92年第1戦のヤクルト・杉浦享(40歳4カ月)、11年第4、5戦のソフトバンク・小久保裕紀(40歳1カ月)、12年第3戦の日本ハム・稲葉篤紀(40歳2カ月)の4人。青木が勝利打点を挙げれば最年長記録となる。

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