昨年の殊勲打を「本当に1年前という感じがしない。それぐらい鮮明に(頭に)残っています」と振り返り、同じオリックスと対戦する今年の大一番に向けて「やっぱりそういう場面で打ちたい。(勝利に)直結すると本当にうれしい」と決意を示した。
昨年の日本シリーズ。石川(中)は自身初の日本一に涙する青木の肩に手を添えた昨年は、日本一決定後に青木が涙を流し、石川が肩を抱き寄せる姿が名シーンとなった。青木が「石川さんと肩を組んでマウンドに行ったのをすごく覚えています」と振り返れば石川は「何とか2人でチームの力になりたい」と共闘を誓った。
若き4番・村上を筆頭に若手が注目されるが、まだまだ負けていない。2人合わせて82歳の〝ベテランパワー〟で再び頂点に立つ。(赤尾裕希)
■データBOX
❶ヤクルト・石川は昨年の日本シリーズ第4戦でセ・リーグ最年長勝利投手(41歳10カ月)を達成。今年の日本シリーズ第1戦時点の年齢は42歳9カ月。シリーズで登板すれば、10年第4戦の中日・山本昌の45歳2カ月(先発、勝敗付かず)、13年第3戦の楽天・斎藤隆の43歳8カ月(救援、勝敗付かず)に次ぐ年長3番目。勝利投手となれば、1950年第1戦の毎日・若林忠志の42歳8カ月を上回る最年長勝利となる。
❷40歳9カ月の青木は昨年シリーズ第2戦で勝利打点を記録。シーズンで40歳以上の勝利打点は、68年第1、5戦の阪急・スペンサー(40歳2、3カ月)、92年第1戦のヤクルト・杉浦享(40歳4カ月)、11年第4、5戦のソフトバンク・小久保裕紀(40歳1カ月)、12年第3戦の日本ハム・稲葉篤紀(40歳2カ月)の4人。青木が勝利打点を挙げれば最年長記録となる。