【デトロイト21日(日本時間22日)】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が21日(同22日)敵地タイガース戦で今季11勝目をかけ「3番・投手兼DH」先発する。
当初は現地の悪天候予報で登板日が1日ずれる可能性も残っていたが、試合前には太陽が出るまで回復。予定通りの先発となった。ただ天候は不安定なため、試合前に行われたタイガース・ヒンチ監督の会見では「雨で中断する可能性もあることで、エンゼルスから大谷を先発させないと連絡がきたか」と質問がでると「聞いていないが、エンゼルスがそう言っていたなら、われわれは歓迎だ。大谷の投球は来週テレビで見るだけで十分だ」と笑って答えた。
またこの日は、メジャー通算506号&3077安打を誇るタイガースのカブレラとの対戦が注目されたがベテラン主砲はスタメンから外れた。同監督によると、膝に痛みを抱えながらプレーをしているカブレラは、カードの初戦のみに出場するスケジュールとなっており、この日は最初から出場しない予定だったという。一方で昨季の大谷とカブレラの対戦ではカブレラの500号がかかっていた大きな一戦だったこともあり「去年は大谷から500号を奪える試合だった。そうなっていたら素晴らしかったが、2人のマッチアップを注目しているのは理解できる」と話した。カブレラは代打では出場できるという。
アストロズを指揮した17年にはワールドシリーズ制覇を達成している同監督は大谷について「チーム内で打者ではOPS、投手でイニング数トップの選手は見たことがない。いろんな面で見事な才能の持ち主ではあるが、投げる方では他に武器がないかのように、新たにシンカーを球種に織り込んでいる。敵チームの選手を褒めるのは好きではないが、大谷のような選手が大リーグにいることは(二刀流挑戦への)可能性がある、と夢を与えてくれる、野球界にとって素晴らしい選手。大リーグの舞台でリトルリーガーのようになんでもこなしてしまうユニコーン(=非現実的な存在)だ」と称賛した。
大谷に対する戦略については「打席に入る前から最大のチャンレンジだという気持ち、打席を支配するという強い気持ちで臨まないといけない。打席で何ができるかと集中することが挑戦になるが、大谷も完璧な選手ではない。ミスはある。それでも大谷のような一流選手との対戦は難しくなる」と分析した。
タイガースはメジャー通算65勝のロドリゲスが先発する。