勝ち越し打を放った市立船橋・大野七樹(ななき)内野手(1年)=ZOZOマリンスタジアム(撮影・山口泰弘) 第104回全国高校野球選手権大会千葉大会(24日、市船橋7―5拓大紅陵、ZOZOマリン)市立船橋が逆転勝ちで6年ぶりの決勝進出を果たした。二回に1点を先制されたが、五回に3連打などで4点を返して逆転。5-5の八回無死三塁で、大野七樹(ななき)内野手(1年)がセンターへ決勝打となる適時二塁打を放った。
内角低め直球をはじき返した大野は「素直にうれしいです。3年生とまだ野球ができる喜びをかみしめて、決勝に臨みたいと思います」と殊勲の一打を振り返り、26日の決勝を見据えた。
4歳上の兄・栄瞬さん(現・淑徳大野球部)は市立船橋の遊撃手としてプレーしていたが、3年夏の2020年にコロナ禍で大会中止となり、独自大会でベスト4に入った。悔しい思いをした兄から「〝(市船に)入ったからには、1年から頑張れ〟と言われました」と助言を受け、今年4月に市立船橋に入学。すぐに頭角を現し、背番号16で今大会初めて公式戦にベンチ入りした。
投げては背番号1の左腕、森本哲星投手(3年)が4-3の無死一塁で途中登板し、最後まで投げきった。市立船橋は26日の決勝で、2007年以来15年ぶり6度目の優勝を目指す。