村上は聖徳記念絵画館をバックにダッシュで調整した=神宮外苑(撮影・福島範和) 多数の新型コロナウイルス感染者が出ているヤクルトは11日、神宮外苑で陰性が確認された投手、野手に分かれての分散練習を行った。27人(18選手)が陽性判定を受け、高津臣吾監督(53)や主力の大半が離脱する苦境の中、村上宗隆内野手(22)は「中心は必要で、そこに僕がいる」と力強く宣言。2試合の中止を経て12日の中日戦(豊橋)で再開する公式戦へ、若きリーダーとしての決意をにじませた。
監督代行を務める松元コーチ(中央)は明るい表情で選手たちを見守った (撮影・福島範和)若き主砲が、強い覚悟を見せた。村上は12日の再開初戦に向けて自身を、チームを奮い立たせるように語気を強めた。
「こういう時だからこそ、一致団結してやることで力は大きくなり、強くなる。その中でも中心は必要で、そこに僕がいることは自覚している。チームを勝たせられるような打撃をして、引っ張っていきたい」
8日からの3日間で高津監督をはじめ、山田、塩見ら計27人(18選手)が新型コロナの陽性判定を受けた。主力の大半が抜ける大ピンチだが、昨年1月、今年1月の2度感染していた村上は陰性が確認され、練習に参加。球団最長の344試合まで伸ばす4番先発出場記録を途切らすことなく、29本塁打、79打点でともにリーグ1位を走る主砲が、そのバットで勝利を引き寄せる心意気を見せた。