六回、ローリーを三振に仕留めた大谷は声を上げた(共同) 【シアトル(米ワシントン州)16日(日本時間17日)=丹羽政善通信員】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)はマリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で出場し、6回を3安打無失点、6奪三振で5勝目(4敗)を挙げた。打者では4打数2安打で、メジャーで自己最長に並ぶ11試合連続安打を記録。試合はエンゼルスが4―1で勝利し、連敗を3で止めた。
五回、左翼手のマーシュが飛球を好捕し、大谷は右手を挙げて喜んだ(共同)前回登板でチームの連敗を14で止めた大谷が、この日も3連敗中の窮地を救った。6回3安打無失点、6奪三振で5勝目。2桁勝利への折り返しをシーズン65試合目で迎え、ベーブ・ルースが1918年に達成した「2桁本塁打&2桁勝利」が見えてきた。
「すごい思い通りにいっているというわけではなかったですけど、(全球種で)甘く入ってもファウルになるぐらいの球質で投げられていたので、そこはよかった」
2点リードの六回2死一塁。5番ローリーを99・2マイル(約160キロ)の直球で空振り三振に仕留め、球場に響くほどの雄たけびを上げた。昨季5勝目を挙げたのが7月26日。9勝2敗だった昨季を上回るペースだ。
この日は93球中、41%の38球がスライダーと多投した。40%を超えたのはメジャー5試合目。序盤からボールが先行すればスライダーでカウントを整えた。一転して五、六回は力勝負。「最後の方は相手が変化球をケアしてきたので(抑えられる)確率の高い球を投げた」。直球も最速99・4マイル(約160キロ)を記録するなど球威があった。