米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が二刀流の元祖、ベーブ・ルースの故郷〝フェンウェイ・パーク〟で5日(日本時間6日)に初先発する予定となった。大谷は1日(同2日)の敵地ホワイトソックス戦で右股関節を痛めて途中交代。翌2日(同3日)は今季2度目のスタメンを外れ、代打出場して二ゴロに倒れ、全力で疾走せず状態が懸念されていた。
レッドソックスの地元メディアでは3日(同4日)から始まるエンゼルスとの3連戦を前に、大谷の登板日について注目。2日(同3日)には地元メディアのNESNネットワーク(電子版)が「大谷はいつ先発するのか?」という見出しで、大谷の状態について詳細を伝え「月曜日には代打で出場できた。大谷がシリーズでマウンドに立つ希望はある」と期待した。
同日付のボストン・ヘラルド紙(電子版)では「野球界の最大のアトラクションで二刀流のスター大谷翔平と対戦予定。大谷はレッドソックス相手にこれまで2度先発したが、フェンウェイ・パークでは初となる」と取り上げた。
二刀流の元祖、ベーブ・ルースはレッドソックスで1914-19年に二刀流でプレーし、18年には投手で13勝、打者で11本塁打と「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。二刀流後継者の大谷はこれまでフェンウェイ・パークで打者として7試合に出場し、昨季2本塁打を放つなど10安打をマークし、投手としての先発はメジャー5年目で初となる。
3日(同4日)の試合前にマドン監督が「まだ本人の状態をモニターしているが、問題がなければ木曜日に先発する」と公言。その後、エンゼルスの地元メディアでは「エンゼルスの大谷がベーブ・ルースが投球した球場で初めて先発する」と速報で伝えた。
大谷は3日(同4日)、ブルペンで29球を投げ、感触を確かめた。さらに投手メニューでは珍しく、約40㍍の距離で投げるなど約50分間、体を動して調整を行った。
投手・大谷はここまで4試合に先発し、2勝2敗、防御率4・19。全米の注目を浴び、元祖二刀流の聖地で今季3勝目を目指す。(竹濱江利子通信員)