投手シンダーガード(右)を相手に実戦形式で練習するエンゼルス・大谷=テンピ(共同) 【テンピ17日(日本時間18日)】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が実戦形式でキャンプ初となる打撃練習に臨み、新加入の右腕シンダーガードと、球宴1度選出で35歳のベテラン、ラモスと対戦。計5打席で1安打をマークした。
シンダーガードと対戦した第1打席は、4球連続で見送り、球筋を確認。5球目で初めてバットを振り、左飛だった。同投手との第2打席は初球のカーブに若干バランスを崩し空振り、続く2球目の直球は二ゴロとなった。第3、4打席は救援右腕ラモスと対戦し、全10球を見逃した。シンダーガードと再び対戦した第5打席は3球連続で見送った後、4球目のチェンジアアップを空振り。続く5球目は中前に運んだが、直球を詰まらせ、「ああ」と声を出す場面もあった。練習後にはシンダーガードと軽く会話を交わし拳をタッチするなど、新チームメートともすでに打ち解けている様子だった。
新加入のシンダーガードは、長髪のヘアスタイルから愛称はスーパーヒーローから取った「ソー」(日本語では雷神)で、速球のパワーでも知られている。メッツ時代の2年目には自己最多となる14勝(9敗)をマークしオールスターに選出。18、19年も2桁勝利を挙げるなどメジャー通算では6年間で47勝31敗、防御率3・32。20年に右肘の手術(トミー・ジョン手術)を受け、昨季9月に復帰も、わずか2試合で各1回、計2イニングの登板のみと、今季は先発としての完全復活に期待がかかっている。
またこの日はマドン監督が、大谷の実戦初登板が21日(同22日)になると公表。21日は本拠地でロイヤルズとのオープン戦が予定されているが、球数をコントロールするために、マイナー相手の練習試合などになる可能性もあるという。打者・大谷は早くて、主力の出場が見込まれる2戦目19日(同20日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦の見込みとなっている。