入学当初は遊撃手。西谷監督から「身体能力がある」と評価され、1年秋から本格的に捕手に転向した。昨春の選抜は背番号12でベンチ入りしたが、智弁学園に1回戦敗退。昨夏は2回戦の近江戦で本塁打をマークするも、敗れた。昨秋から下半身中心のウエートトレーニングなどで筋力をつけ、体重は3キロ増えた。飛距離アップを実感しながら、選抜では第6日(23日)の鳴門(徳島)戦に臨む。
今年の選抜も新型コロナウイルスの感染拡大により、観客上限2万人などさまざまな制約があるが、3年ぶりにスタンドでブラスバンドが復活するなど明るい話題も。高校通算50本塁打を誇る花巻東・佐々木麟太郎内野手(1年)は第5日(22日)の1回戦で最速149キロを誇る米田天翼投手(2年)を擁する市和歌山と対戦するなど好カードも多い。木更津総合の146キロ右腕・越井颯一郎投手(2年)らプロ注目選手が聖地への切符を手に刃を研いでいる。
「秋、日本一になったので春は負けられない。泥くさく戦っていく。ここで負けてしまったら(昨秋の)日本一が、まぐれになってしまう」と松尾。春は選抜から-。紫紺の優勝旗を目指す球児たちの戦いが始まる。(北池良輔)