【ニューヨーク28日(日本時間3月1日)】新労使交渉が難航している大リーグ機構と選手会は、機構側が通常開幕の交渉期限として設定しているこの日、フロリダ州ジュピターで現地時間午前10時から交渉開始。12時間が経過も協議は続いている。
8日連続での交渉は約12時間が経過した時点で7度に渡って協議が行われたもよう。スポーツ専門メディア、ジ・アスレチックのエバン・ドレリッチ記者によると、大リーグ側が主に2つの選択を提示した。
①プレーオフ進出チーム14球団、メジャー選手の最低年俸70万ドル(約8000万円)、年俸調停前の選手に対するボーナスプール4000万ドル(約46億円)
②プレーオフ進出チーム12球団、選手の最低年俸67万5000ドル(約7800万円)、年俸調停前の選手に対するボーナスプール2000万ドル(約23億円)
また機構側は球団総年俸に対する課徴金(ぜいたく税)の割合も引き下げているという。
大リーグ機構側はこれまでポストシーズン進出枠14球団で、最低年俸については22年に64万ドル(約7400万円)、ボーナスプールについては2000万ドル(約23億円)を提示していたことから、譲歩案を示した。
この日はロブ・マンフレッド・コミッショナー(63)の姿も確認され報道陣から進展はあるかと聞かれると「取り組んでいる」と返答したという。
大リーグ機構側は28日(同1日)までに合意できない場合、3月31日(同4月1日)の開幕がずれ込み、レギュラーシーズン162試合から短縮する方針を選手会に伝えており、交渉期限最終日となる協議は深夜まで続くと予想されている。