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阪神・高寺 高卒2年目でブレークの予感 近本に弟子入りから飛躍へ

阪神・高寺

近本さんを追いかける! 阪神・高寺望夢内野手(19)が24日、鳴尾浜で休日返上の練習を行った。高卒2年目で参加が決まった沖縄・宜野座1軍キャンプでは近本光司外野手(27)に弟子入りを志願。若虎のヒットメーカーが、南国でブレークの予感だ。

閑散とした鳴尾浜に打球音が鳴り響く。舞い込んできたチャンス。いてもたってもいられなかった。寒風をものともせず、半袖で室内練習場から姿を現した高寺が、熱い思いを語った。

「1月は休みの日も(練習を)毎日やっています。やることもないので動いておこう、動きたいなと。(1軍キャンプが決まって)気合が入りますね」

高卒2年目で初の1軍宜野座キャンプメンバーに名を連ねた。ルーキーイヤーの2021年は1軍出場なし。2軍では58試合に出場し、打率・162、1本塁打、10打点だったが、秋季キャンプでみせた将来性が矢野監督のお眼鏡にかなった。


レギュラー筆頭候補の中野が下肢のコンディション不良の影響で2軍キャンプスタートとなり、遊撃争いはキャンプから熱を帯びる。アピール次第では高寺にだって十分チャンスはある。大事な2月のキャンプインを前に「長打も打てて、率も残せる打者が自分のなりたい打者。近本さんに打撃練習で意識していることを聞いてみたい」と弟子入りを志願。盗めるモノはすべて盗みたい。

阪神・近本

非凡なバッティングセンスは宮崎で証明した。昨年11月のフェニックス・リーグでは13試合に出場し、打率・522(29打数16安打)。ファンも「イチローの再来」と盛り上がるほど打ちまくった。そのイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)もブレークのきっかけをつかんだのは高卒2年目。球界屈指の遊撃手に成長した巨人・坂本も開幕スタメンを勝ち取った。

「自分も高卒2年目から負けないように頑張りたい。いまはアピールすることしか考えていないです」

まだ19歳だから、と悠長なことは言っていられない。球史に名を刻む大スターへの道を宜野座から歩き出す。(原田遼太郎)

■高寺 望夢(たかてら・のぞむ)

★生まれ 2002(平成14)年10月17日、19歳。長野県出身

★球歴 小学1年から上田リトルで野球を始める。中学では上田シニアに所属し、上田西高では1年からベンチ入り。3年夏は県大会ベスト4だったが、プロ志望高校生合同練習会のシート打撃では内野安打を含む6打数5安打。50メートル6秒の俊足と遠投115メートルの強肩に加え、高校通算31本塁打の遊撃手。21年D7位で阪神に入団

★サイズ 178センチ、75キロ。右投げ左打ち

★好物 梅

★趣味 格闘技を見ること

★好きなタレント 本田翼

★座右の銘 挑戦

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